マスク着用拒否男(飛行機)！損害賠償額は？ピーチの機内動画に奥尻(北海道エアシステム)！

先日のピーチ・アビエーションに続き、

今度は北海道エアシステム（HAS）でも、
マスク着用拒否が原因で運行に影響を与える

事件が起こったそうです。

電車の場合、運行に影響を与えると、
すごい損害賠償額だそうですよね。

飛行機で多くの乗客に、迷惑をかけるこの行為、
損害賠償などはどうなのでしょう？
 
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マスク着用拒否男(飛行機)！ピーチ機内動画

9月7日

北海道釧路空港発、関西空港行き
ピーチ・アビエーション

LCCピーチ航空 vs マスク着用を頑なに拒否する客

釧路空港→関西空港を目指していたが、男性客のせいで大幅に遅延。男性は「（マスクは）非科学的」「要請するなら書面を」と主張するも、臨時着陸した新潟空港で強制的に降ろされ、飛行機は130分遅れで関西空港に到着した。 pic.twitter.com/vKjHcBPdVt

— 滝沢ガレソ (@takigare3) September 8, 2020

 
乗客の男性がマスクの着用を拒否

乗務員が、マスク着用を求めても、離れた席への移動を求めても
延々（えんえん）と言うことを聞かない。

書類を出せとまで言い始める
 
 
結局、本人ではなく、周囲の乗客を別の席へ移動。
43分遅れで出発。
 
 
が、その後も男性は他の乗客と口論となる。

乗務員に対しても「非科学的だ」「要請するなら文書を出せ」
など、騒ぎ続けた。
 
 
機長が「安全阻害行為」と判断。
 
 
飛行機は新潟空港に臨時着陸。
男性は新潟空港で降ろされた。

関西空港着は、約2時間15分遅れ。
乗客は124人だったという。
 
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マスク着用拒否男(飛行機)！損害賠償額は？

livedoor ニュースの取材に応じた
山口宏弁護士によると

東京～大阪間を飛行する場合、
大体４００万～５００万円の経費がかかります。

釧路からなら、少なくともその倍です。
 
 
日本の損害賠償はあくまで
実損害をカバーするという考えです。

今回の場合、新潟空港へ着陸時と
離陸時の燃料代が余計にかかり、

上昇時にはより多くの燃料が必要になります。
 
 
空港着陸料、施設使用料、機体整備費、
新潟空港のスタッフの人件費などを考えれば、

ざっと１０００万円近くいくのではないか。

刑事では航空法違反にあたる可能性があり、
威力業務妨害罪も成立します

弁護士ドットコムの
濵門 俊也（はまかど・としや）弁護士によれば

※原文を少し短くまとめさせて頂きます。

航空法では、
航空機内の規律に違反する行為等の
安全阻害行為等を禁止しています。

また、男性が機長の命令に違反していたとすれば、
50万円以下の罰金に処せられる可能性があります。
 
 
また、男性の一連の行為により、
到着が2時間15分遅れています。

業務が妨害されて業務遂行に支障が生じている。
威力業務妨害罪に該当し得ます。
 
 
立件されれば、3年以下の懲役又は50万円以下の
罰金に処せられる可能性があります。

マスク着用拒否男(飛行機)ピーチ機の反応

マスク着用拒否の男性が12日、
共同通信の取材に応じ

「健康上の理由で長時間マスクをするのが難しい。

客室乗務員に簡単な質問をしただけなのに
安全阻害行為と判断され遺憾（いかん）だ」

と語ったとのこと。
 
 

マスク着用拒否男(飛行機)がまた！奥尻(北海道エアシステム)！

9月12日

北海道の奥尻空港発、函館行きの
北海道エアシステム（HAC）
 
 
乗客の男性が
理由を明確にせずマスクの着用を拒否。

さらに、男性は出発を促す（うながす）言動を繰り返した。
機長は「安全阻害行為に当たる」と判断。
 
 
男性に機内から降りるよう求め、男性も応じた。

飛行機は約30分遅れで出発。
乗客は21人だったとのこと。
 
 

 
 
北海道エアシステム（HAC）は

「未着用の理由があれば、席を離すなど配慮もできる。
相談してほしい」と言っているそうです。

マスク着用拒否男(飛行機)！損害賠償額は？ピーチの機内動画に奥尻 まとめ

どちらの航空会社も、
当然の措置をとっていると思います。

日本では、CAさんは、顧客の言うことを
何でも聞いてくれるイメージが強いですが、

海外では、CAさんは、安全確保のための人員という
イメージが強い気がします。
 
 
行く場所が空の上なので、
安全を阻害されると受け止められたら

「速攻、降ろされる」、また「賠償金が求められるかも」
と心しておいた方がいいと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。
 

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