季節は7月。
今回の宿泊地は、那須高雄温泉おおるり山荘
でもその前に、まずはお気に入りの温泉
栃木県さくら市にある、日帰りの喜連川早乙女温泉
に向かいます。
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温泉旅行(関東)源泉掛け流し!日帰り・喜連川早乙女温泉
栃木県さくら市早乙女2114
宿泊設備はないので、立ち寄り湯になります。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!日帰り・喜連川早乙女温泉の泉質
お湯は、硫黄のにおい、石油臭、
なめると少し塩辛く、出汁(だし)味がきいています。
もちろん、原泉かけ流し。
湯舟からあふれたお湯は、”ドバドバ”と、
もったいないように、かけ流されています。
お湯の温度も私にはちょうど良い感じ。
色は日によっても違いますが、
やわらかいグリーンのように見えることが多いです。
私は、なぜかここのお湯に入ると、
2年近く悩まされている、指の関節の痛みが
不思議と薄れるのです。
パンフレットにも、
「他では効かなかった関節の痛みが和らいだ」
というコメントも載ってました。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!日帰り・喜連川早乙女温泉のお風呂
湯舟の天井は、素通しのビニールトタンに、
よしずを掛けたようなになっていて、
開放感は抜群です。
壁も、非常にアナログ的な障子窓でふさがれていて、
これもまた外界とのコンタクト抜群!!
半分、外みたいな感じです。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!日帰り・喜連川早乙女温泉の食事
食事所は、ごろ寝もできる広さで、
ここのご飯はとてもおいしいです。
何を食べても、はずれは有りません。
今回食べたトンカツが、とても美味しかったです。
おすすめ!
玄関前の、猫ちゃんたちがいい雰囲気です。
ただ、入浴料金が1050円とちょっとお高い。
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温泉旅行(関東)源泉掛け流し!安いおすすめ!那須高雄温泉 おおるり山荘への道のり
早乙女温泉にて、昼食を食べ、
何回もお風呂に入り、温泉三昧の後、
今回の宿泊地、
”那須高雄温泉 おおるり山荘” へと向かいます。
段々と山並みが近く、大きくなり、
標高がどんどん上がっていきます。
那須街道へ入ってしまうと、
宿で飲む、飲み物の買い出しが、
コンビニのみになってしまうので、
今回は手前の ”スーパーいけがみ” というお店にて
買い出し。
やはり、コンビニより品数が多く、飲み物も安くていいです。
那須街道へと左折すると、
今までの田舎の風景から一変して、観光地になります。
さすがに御用邸がある観光地。
多種多様な食事処にレストラン、
お土産屋さんが立ち並び、
中には怪しい?観光施設なども有り、
ハイシーズンにに来たら、混雑するのは必至。
今回は、夏休み時期からずらした平日のため、
それほど混雑はしていませんでした。
どんどん標高が高くなり、
もう少しで那須温泉・鹿の湯、
温泉神社の駐車場を右手に見るところで、左に曲がります。
これからが坂道本番。
見川医院前を右へ曲がると、急な坂道が待っています。
冬の雪道はスタッドレスタイヤでも、
お手上げだそうで、
チェーンは必ず持っていくようにしましょう。
しばらく登っていく間に、数件の宿が有りますが、
おおるり山荘は一番奥です。
だんだんと、温泉のいい香りがしてきませんか?
建物が見えて、足湯の前を通り過ぎれば到着です。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!安いおすすめ!那須高雄温泉 おおるり山荘
栃木県那須郡那須町大字湯本212−486
おおるりグループの宿です。
したがって、多くを望んではいけません。
でも、とにかくお湯は文句なく良いです。
貸切露天風呂も二つあるので、
家族や子供連れにもおすすめ。
また、部屋の窓からは、那須野が原の景色が一望できます。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!安いおすすめ!那須高雄温泉 おおるり山荘の泉質
山岳信仰が盛んなころ、
行者が身を清める湯として、入ったのが始まりのようです。
筋肉疲労、冷え性などの一般適応症。
慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病などへの
適応症が期待できるようです。
泉質は、”硫化水素温泉”です。
なんといっても特筆すべきは、
湧出量(ゆうしゅつりょう)で、
1,000リットル/分(1時間にドラム缶333本分)!!
ものすごい量です。
原泉かけ流しは当たり前です。
建物に入った瞬間、
漂う温泉の香りに、”う~ん!!”
とうなづいてしまいました。
しかし、残念ながら、源泉温度が低い為、
加温しなくてはなりません。
厳冬期には、屋外の露天風呂は、
加温されていない源泉かけ流しの為、
入浴は無理です。
また、内湯は加温されているので
厳格には、源泉かけ流しではありませんが、
泉質は ”高雄温泉” らしく素晴らしいです。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!安いおすすめ!那須高雄温泉 おおるり山荘の食事
食事については、いろいろな方の口コミがありますが、
この値段で、この質の温泉に、宿泊できるのですから、
素泊まり宿で、”サービスです。良かったら召し上がってください”
だと思えば、すべて納得できます。
以前は夕食時に飲み放題でしたが、
現在は最初の一杯はサービス、
2杯目からは1杯100円+税となってしまいました。
食事や設備はともかく、
”温泉、自然、景観” のみを堪能(たんのう)できます。
警備員のおじさんが
いい人で、なんか微笑(ほほえ)ましいです
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!安いおすすめ!那須高原の観光スポット
翌朝、朝湯を浴び、
朝食を済ませてゆっくりし、出発します。
山を下るとすぐに”鹿の湯”ですが、
今回は殺生石(せっしょうせき)などを
見学してからにします。
温泉神社(ゆぜんじんじゃ)前の駐車場へ車を止め、
しばらく歩くと、遊歩道が続き、
殺生石などをめぐる事ができます。
ほら、段々と硫化水素(りゅうかすいそ)の
においがしてきませんか?。
温泉旅行(関東)那須高原の観光スポット – 千体地蔵(せんたいじぞう)
殺生石へ向かう途中に、
沢山いらっしゃる、お地蔵さんです。
みなさん、いいお顔をしています。
実は聞くところによると、
それほど古いものではなく(昭和50年頃)、
近くにある”教伝地蔵”(きょうでんじぞう)が傷んでしまって、
新たに建立された際、
脇に2体のお地蔵さんを祀(まつ)ったのが始まり。
その後、地元の有志の方たちが、
「脇のお地蔵さんがとてもいいので、
千体までみんなで寄進しようではないか!!」
という話になり、どんどん増やしていったとのこと。
しかし、殺生石周辺一帯が国立公園内ということで、
なんと ”国”から「待った」をかけられたそうです。
仕方なく、一時的に別の場所へ撤去移動し、
地元の熱心な働きかけで、3年後に正式に許可が得られ、
現在の千体地蔵さんが、いらっしゃるとの事です。
温泉旅行(関東)那須高原の観光スポット – 教伝地獄(きょうでんじぞう)
言い伝えでは、
放蕩坊主(ほうとうぼうず)の教伝が、
山津波に呑み込まれた
その場所に
享保年間(きょうほうねんかん)に地蔵を建立したとされています。
教伝坊主の説は、真偽(しんい)のほどは定かではありませんが、
このような場所ですから、お地蔵さんを立てて
供養するようになったのでしょうね。
温泉旅行(関東)那須高原の観光スポット – 殺生石(せっしょうせき)
さながら、箱根大涌谷を小さくしたような場所です。
火山性の硫化水素が噴出(ふんしゅつ)しているので、
温泉独特の”たまご”のにおいがします。
言い伝えによると、
悪さをした
”白面金毛9尾の狐”(はくめん こんもう きゅうびのきつね)が
この那須野が原へ逃げてきて、
退治された場所とされています。
退治された後でも、このように毒を吐き続けて、
近づくものの命を奪うとの事です。
殺伐(さつばつ)とした風景ですが、
登ってきたほうを振り返ると、
晴れていれば、とても良い眺めです。
この一帯は ”賽(さい)の河原公園”と呼ばれ、
すぐわきに温泉神社、千体地蔵、教伝地獄、
盲蛇石(めくらへびいし)、
湯ノ花採取場跡(さいしゅじょうあと)など見るところが多く、
那須温泉観光の、中心となる場所です。
温泉旅行(関東)那須高原の観光スポット – 盲蛇石(めくらへびいし)/湯ノ花採取場跡
殺生岩への、散策路途中にある岩です。
言い伝えによると、五右衛門という男が、
ある冬の日に、盲目(もうもく)の大蛇と遭遇(そうぐう)し、
これでは、冬が越せないだろうと、気の毒に思い、
ススキと小枝で、小屋を作ってあげました。
翌春になって、小屋を訪れた時、大蛇の姿はなく、
輝く湯ノ花があるばかりでした。
以降、湯ノ花の作り方は広まり、
湯ノ花は貴重な資源として、
江戸時代には年貢(ねんぐ)として納められたそうです。
人々は蛇への感謝の意を込めて、
大蛇に似た岩を、盲蛇石(めくらへびいし)と
名付けて大切にしたとのことです。
当時の人々の苦労を思う事ができる場所です。
温泉旅行(関東)那須高原の観光スポット – 湯元温泉源泉
「那須町 天然記念物 湯本温泉源」
すべての源です。
思ったより、”お地味” な感じ…。
隠れたところに ”パワー” が宿っているのでしょうね。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!日帰り・鹿の湯
鹿の湯(栃木県那須郡那須町大字湯本181)
殺生石周辺を散策したら、
お待ちかねの ”鹿の湯” へ行きましょう。すぐそこです。
宿泊設備はないので、立ち寄り湯になります。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!日帰り・鹿の湯の入り方
この温泉は ”湯治場” です。
帳場(ちょうば)前を左に進み、
湯川を、渡り廊下で渡れば、右に男湯、左に女湯です。
洗い場はありません。
代わりに、かぶり湯をする場所があり、
説明書きがありますので、よく読むと、
”百回以上お湯を後頭部へかぶる事” とあります!!。
そんなのできないよ!
とそのまま、軽くかけ湯してはいる人が多いですが、
慣れた方は百回とは言わず、数十回ちゃんとかぶっています。
私は熱いので、少しにしましたが・・・、
説明によると後頭部を温めてから入浴すると
”湯あたり” が少ないそうです。
白濁した硫黄泉が、たっぷりと注がれた木製の湯舟は、
男湯では6か所、女湯では5か所、温度がすべて違います。
女湯:41℃、42℃、44℃、46℃と42.5℃の大風呂
奥に行くほど高温です。
湯舟の周りで、皆さん修行僧のように
黙々と入浴する姿が、一種独特な雰囲気です。
「もっとカジュアルにお湯に入りたい!!」
といわれる方は、近辺に、
この鹿の湯を、引湯した宿が多数ありますので、
そちらのほうが、温度も適温で
ゆっくり入れるのでお勧めです。
いやあ、いつ入っても鹿の湯は強烈です。
何とも言えませんねえ~~~。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!那須の安いおすすめ!日帰り鹿の湯・喜連川の帰り道
鹿の湯を後にして、少し早いですが、
帰路につきます。
今回は、早めに那須温泉を後にして、
茨城方面へ向かい、
那珂湊(なかみなと)漁港あたりで、食事をしようと考えています。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!那須の帰り道 – 気になる馬頭温泉
途中、大田原市を過ぎたあたり、
那珂川(なかがわ)沿いを走ると、”馬頭温泉郷”
の看板が出てきます。
以前から、とても気になっていて、
機会があったら、ぜひ訪れたい温泉です。
この馬頭温泉は、昨日おじゃました、
喜連川温泉からほど近く、
次の温泉旅行は、
その辺りをプランにしてみようかと思います。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!那須の帰り道 – 那珂湊漁港
日立大宮市を過ぎれば、もう海も近くなります。
おなかもすいてきたし、いい感じ。
やっと、那珂湊おさかな市場へ到着しました。
早速駐車場へ。
この駐車場は無料にて駐車できるので、
とても便利です。
市場の中を散策し、
牡蠣(かき)をつまみ食いしたりした後、
口コミ評価がよかった、”市場寿し”へ行ってみます。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!那須の帰り道 – 那珂湊漁港 市場寿し
”吟味したネタ”、”丁寧な仕事”、”熟練の技”、
などなどの、老舗高級お寿司屋さんで、提供されるような
お寿司とは別の食べ物です(^^;)
お寿司にこだわりがある方は、ご注意ください。
魚市場が近いので、
物量で攻めるタイプの回転寿司店です。
私は、あまりお寿司には、こだわりはないのですが、
ネタとシャリのバランスが良くありません。
ネタが大きすぎるくらいです。
込んでいても、席も多く回転が速いので、
早く順番が回ってきます。
いまいち、市場寿しはピンときませんでしたね。
まあ、色々な折に”那珂湊おさかな市場”
は来ていますが、それなりですねえ。
本当は、市場場外の、”久楽”にしようかと思ったのですが、
市場のほうが、面白そうだったので、行ってしまいました。
残念。次回はこちらにお世話になります。
昼食がかなり遅くなってしまったので、
あとはひたすら帰りましょう。
お疲れさまでした。
さあ、次はどこの温泉にはいろうかなあ。
温泉旅行(関東)源泉掛け流し!那須の安いおすすめ!日帰り鹿の湯・喜連川 まとめ
源泉掛け流し温泉はしご、3件!!
どこも、おすすめのお湯です。
充分、満足できました。
ただし、キレイでおしゃれな温泉宿や
お風呂を好む方は、やめておいた方がいいかも...
では、最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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