ほんとにあった怖い話の20周年スペシャルが放送されます。
MCは稲垣吾郎さん。
その予告のストーリーや、キャストや出演者をまとめてみました。
「誰にも言えない」「机と海」「汲怨(きゅうえん)のまなざし」
「赤い執着」「肩の女」の5本です。
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ほんとにあった怖い話 2019/20周年(MC稲垣吾郎)の予告!キャストと出演者
誰にも言えない
出演:鈴木保奈美 他
戸田美奈子(とだ・みなこ)は小学校の教師。
久しぶりに、母校である小学校に担任教師として戻ってきた。
美奈子が担任となったのは3年1組。
実はこの3年1組の教室、美奈子が小学生だったころから、
不思議な現象が起こることで有名だった。
美奈子が教師として赴任してからも、
いろんなことが起こっていた。
掃除用具入れの扉が突然開く。
教壇に置かれた花瓶が突然割れる。
など…
ある放課後、
美奈子は生徒の佐藤(斎藤汰鷹)から「見えてるんでしょ?先生も」
と言われる。
しばらくして、佐藤は父親の仕事の都合で転校する。
不思議な現象は、あいかわらず続いている。
「私には、原因が分かっている」と
心の中でつぶやく美奈子。
その視線の先にあったものは・・・。
首
人間の首だけの物体だ。そして目は動いている。
美奈子が小学生の時から、そこにいるのだ。
机と海
出演:松本穂香、足立梨花 他
田中真佐美(松本穂香)はウェディングプランナー。
結婚式場で働いている。
そして、念願の一人暮らしをすることになった。
職場の先輩の川島有希(足立梨花)が引っ越し作業を手伝ってくれている。
家具はリサイクルショップをまわってそろえた。
どれもお気に入りだ。
特に、机は一目ぼれして買ったものだ。
引っ越し初日の深夜、
ガタガタっという物音に驚く真佐美。
だが何もない。そこには机があるだけだった。
が、その後、真佐美の身の回りに不吉なことが次々と起こる
金縛りにあったり。
父が突然、原因不明の体調不良で入院したり。
弟が事故にあったり。
自分も突然高熱を出したり、
そして、ある晩、またあのガタガタという音。
そして、足元に手が出てきて、足を引っ張られる。
次の朝、悪い夢を見たのかと思ったけれど、
足に手形のあざが残っていた。
そして、机の引き出しが開いていた。
真佐美は有希に相談する。
有希は真佐美に、ある女性を紹介した。
その女性は、真佐美が最近、机を買ったことを言い当てた。
そして、今夜、深夜3時きっかりに、
九十九里浜の砂浜で、机を燃やすように言う。
さもなければ、真佐美の命にかかわると言う。
真佐美は軽トラをレンタルし、
机を乗せて、九十九里浜に向かった…。
深夜3時きっかりに、机に火をつけた真佐美
その時「あのぅ」という女性の声がする。
思わず振り返りそうになった真佐美は
有希が紹介してくれた女性の言葉を思い出す。
机を燃やしている時に、後ろから声をかけられるかもしれないけれども、
絶対に振り向いてはだめ。
反応してはだめ。知らん顔をしているのよ!
また声がする
「あのぅ、すいません」
「あのぅ、お財布落ちてますよ」
「ねぇねぇ、聞こえているんでしょう」
真佐美はその時気がついた。
そこは砂浜。歩けば、砂で足音が聞こえる。
だが、その人の足跡は聞こえなかった。
必死で声に耐えた真佐美。
机が焼け落ちると同時に、その声が消えた。
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汲怨(きゅうえん)のまなざし
出演:佐藤 健 他
ほんとにあった怖い話 2019(20周年)汲怨のまなざし ー 不気味な女
宮崎孝史(佐藤健)は、妻のあすか(阿部純子)、
息子のサトシ(森優理斗)と3人で、穏やかで平穏な生活を送っていた。
ある日、サトシと一緒にバスを待っていた孝史。
サトシは
「げんこつ山のたぬきさん、抱っこして、おんぶしてまた明日」と歌を歌っていた。
その時、孝史は、何かの気配を感じる
仕事の帰り、バスを降りた孝史。
自動販売機の横にうずくまっている、白い服の、長い髪の女がいた。
具合が悪いのかと思い
「あのぅ、大丈夫ですか?」と声をかけるが、
何の返答もない。
やむなくそのまま通り過ぎようとした時、
後ろから歌が聞こえてきた。
「げんこつ山のたぬきさん、抱っこして、おんぶしてまた明日」
その女が歌っている。
そしてこちらに近づいてきた。
怖くなって、急いで家に走って帰る孝史
次の日、
出勤中のバスの車内で、あの女を見かける。
その夜、ベッドで背中に何かがピタリと張り付いてくるのを感じた孝史。
「あすか、か…」
いや、妻のあすかは目の前にいる。
おそるおそる振り返る孝史…
そこには、あの不気味な女が!
ほんとにあった怖い話 2019(20周年)汲怨のまなざし ー 女の正体
ある日、孝史が会社に出社すると、
女性社員から、来客だと言われる。
嫌な予感がする、孝史。
「どんな人?」
「ちょっと変わった人で、どうしても宮崎さんに会いたいって。女の方なんですけど」
恐る恐る、部屋を覗いてみる。
あの女ではなかった。だが、知らない人だ。
「真鍋です。姉がお世話に…」という。
覚えがない。
見せられた写真に写っている、孝史と同級生たち。
そして、その端っこに写っていたのが、あの女だった。
専門学校の同級生だった。
地味で目立たず、いるのかいないのか分からないような存在だった。
もう一つ思い出したのは、その頃、彼女が孝史に気がある、というウワサ。
「お元気ですか?」と尋ねる孝史。
「亡くなりました。先月アパートで遺体が発見されて」と答えるその妹さん。
数年前から、姉とは疎遠になっていたという。
姉の残した日記に、孝史の名前を見つけて、
学校から勤務先を聞いて来たと言う。
孝史の結婚指輪に気がついた、妹さん。
「ご結婚されてるんですね。やっぱり」と言う。
ほんとにあった怖い話 2019(20周年)汲怨のまなざし ー 日記
妹さんにお願いして日記を見させてもらった孝史。
そこには、孝史のことが、「たーくん 」と書かれ、
現実にはない、二人とその子供の生活が書かれていた。
そして最後の方のページには、ページぎっしりに「たーくん、たーくん….」と。
その日記を妻に見せ、相談する孝史。
ほんとにあった怖い話 2019(20周年)汲怨のまなざし ー サトシが消える
親子三人で、ショッピングモールに買い物に行った孝史たち。
サトシの姿が見えなくなる。
やっと見つけたサトシは
あの女と一緒に、遮断機が下りている踏切の中に立っている。
間一髪で、サトシを助けた孝史
「たーくんって。パパのこと」というサトシ。
「あなた何をやったの!?」と孝史を責める妻。
自分は何か、こんなに恨まれるようなことを
してしまったのだろうか?
と考える孝史。
ほんとにあった怖い話 2019(20周年)汲怨のまなざし ー 神社
あの写真が撮られた、あの神社に行ってみる。
するとそこに、あの女が現れた。
昼間だったはずが、突然あたりは夜に変わる。
「たーくん」 と呼びながら、女は近づいてくる。
そして、腕を掴まれた瞬間に、彼女の記憶が孝史の中に入ってきた。
あたりは、写真が撮られた夏の夜。
みんなが賑やかに花火をやっている。
そこに、みんなの輪から離れて、
一人でポツリと線香花火をやろうとしている、あの女。
花火は、うまく火がつかなかった。
そこに孝史が、もう一本線香花火を差し出す。
ためらいながら、それを受け取る彼女。
孝史は微笑んで、またそこを離れる。
あの日記に、挟まれていた線香花火だ。
ふと気がつくと、アパートの部屋の中にいる。
そこには、咳をしながら、日記を書いている彼女がいた。
だが、表情は嬉しそうだ。
ほんとにあった怖い話 2019(20周年)汲怨のまなざし ー 彼女の想い
そうだったのだ。
彼女は孝史を恨んでいたのではないのだ。
ずっとずっと、孝史が好きで、
孝史との幸せな生活を望んでいただけなのだ。
孝史は、神社の地面に手をつき、頭を下げた。
あたりは日中に戻っていた。
「ごめん。覚えていなくって。なのに、こんなに、こんなに想ってくれてたなんて。
…ありがとう」
女は少し微笑んだ。
そしてそのまま、姿は消えた。
彼女が現れることは2度となかった。
でも、孝史は彼女のことを忘れずに生きて行こうと思う。
それが、せめてもの供養ではないか、と思うからだ。
赤い執着
出演:中条あやみ、粟野咲莉、昴生(ミキ)、泉澤祐希 他
宮岡真衣(中条あやみ)は、半年前に事故で両親を亡くした。
真衣には、幼い妹、宮岡彩花(粟野咲莉)がいる。
生計を立てるため、大学を辞め、休みなく働く真衣。
ある日、仕事の帰り。
住んでいる団地のエレベーターから降りた時に、
何か気配を感じた。
階下を見ると、全身真っ赤な服装の女がこちらを見上げている。
「同じ団地の人だろう」と思った真衣
だが、普通の生活の中で、何か違和感を感じ始める。
そしてある日、吉岡の職場の後輩・大谷(泉澤祐希)から 、
「最近、何かおかしなこと、なかったですか?」と突然聞かれる。
「もし、あるなら、ちゃんと対処したほうがいいですよ」という大谷
実は大谷は、代々神官の家系の生まれだった。
赤い女の話をすると、大谷の父が清めた塩とお守りを真衣にくれた。
肌身離さず持つように。
また、その女に何かされても、絶対にその塩とお守りを離さないように。
さらに、その女と絶対に目を合わせないように、
と言われる。
ある晩、仕事から帰ってきた真衣。
玄関の扉を開けようとしたところ、背後に気配が….
そして肩を掴まれる。
あの女だ….
必死でお守りを握る真衣。
お守りはすごく熱くなってくる。
手から離しそうになるが、必死で握り締める。
顔を覗き込んでくる女。
だが目を合わせないように、たえる。
気配が消えた。
手を開くとお守りは真っ赤に染まっていた。
それきり、赤い女を見ることは無くなった。
後から分かったことだか、その赤い女は真衣と妹にとりついていたのだ。
1年後。手をつなぎながら歩いている真衣と妹。
妹が「さっき、すごい人見ちゃった。服も靴も爪も唇も、全部真っ赤だった。
夏なのに、なんでコートを着てるんだろう」といった…
肩の女
出演:佐々木蔵之介、佐野勇斗 他
脱サラをし、
ラーメン店をオープンさせた氷川武彦(佐々木蔵之介)。
ラーメン店は10年越しの夢だった。
しかし、客足はさっぱり。
「場所も味も、悪くないはずなのに…?」
が、実は、氷川はその理由に思い当たることがあった。
アルバイトの立花恵介(佐野勇斗)だ。
彼の肩に、上半身だけしかない、女が絡みついているのだ。
その女が取り付いている、恵介を辞めさせれば、
店に客が来るのでは?
だが、恵介は、明るく、人柄も良い。
「彼をクビにするのは…」とためらう。
そこで、氷川は恵介の肩を、塩で清めようとする。
が、なかなか上手くいかない。
すると、今度は店内に下半身だけの女が現れる。
氷川は、上半身だけの女、下半身だけの女、
それぞれに塩を投げつけた。
すると、彼女たちは姿を消した。
その後、店は大繁盛。
しかし、ある晩、氷川がベッドに入ると、また下半身だけの女が現れた・・・。
朝、目が覚める。
昨日は疲れていたから、夢でも見たんだろうと思う氷川。
が、鏡を見て、凍りついた。
上半身の女が肩に乗っかっていたのだ。
振り返ると、そこに下半身の女もいた。
消えたのではなかったのだ。
恵介ではなく、代わりに氷川にとりついただけだったのだ。
氷川は、自分に塩をふりかける。
だが今度はいくらやっても消えない。
ネットで調べ、どんなものでもお祓いできる、という粉末を作った。
恐る恐る、自分の方にふりかけ、鏡を見てみる。
消えた!
そして下半身の女にもかけてみる。
こちらも消えた!
そして、重かった体は、急に楽になった。
それから、店は繁盛した。
が、ある晩、ベッドで寝ていると、下半身の女が歩いてくる。
そして、氷川の足元になぜか白い箱があり、
その箱が開いて、上半身の女が出てくる。
女は氷川の腹の上を登ってくる。
カバンから、あのお祓い粉末を取り出した氷川、必死の思いでそれをふりかける。
次の朝、目が覚めると、そこには何もいなかった。
「昨日、見たものは… ?」
ラーメン店に出勤する氷川。
恵介の肩に、上半身の女が乗っかっていた。
そして店の隅には、下半身の女がいた。
ほんとにあった怖い話 2019/20周年(MC稲垣吾郎)の予告!キャストと出演者 まとめ
どれもすごく怖そうです。
怖いもの見たさで、見たいんですけど、
見た後にトイレに行けなくなりそうで….
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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