金栗四三｢いだてん｣の海外の反応は？世界記録やメダルと功績は？

 
 
1月6日からの大河ドラマ「いだてん」で取り上げられる
金栗四三（かなくり しそう）選手。

日本の「マラソンの父」と呼ばれています。

海外の反応や、世界記録！メダルなどはどうだったのでしょう？
 
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金栗四三｢いだてん｣の世界記録！

金栗四三（かなくり しそう）さんは、世界記録を持っています。

もちろん、それはマラソンです。
 
 
ですが、「世界最速」ではなく「世界最長」記録。

長い距離を走ったのではなくって、時間が最長！
 
 
つまり最も遅かったのです。
 
 
「まあ昔の日本だったら、もちろんそうだろうな…」

と思った方、間違いです！

ではその世界最長記録の背景を！

金栗四三｢いだてん｣の世界記録と海外の反応

1912年 オリンピック ストックホルム大会

1912年 オリンピック ストックホルム大会に

金栗四三（かなくり しそう）さんは、
日本人初のオリンピック選手として出場しました。

競技はもちろん、マラソンです。
 
 
レース途中、日射病で倒れ 、近くの農家に助けられ、
目を覚ました時には翌日だったそうです。
 
 
棄権となるわけですが、連絡ミスで正式に伝わらなかったため
「行方不明」扱いとなっていたそうです。

ストックホルムオリンピック開催55周年記念

1967年 スウェーデンでは、
ストックホルムオリンピック開催55周年
を記念する式典を予定していました。
 
 
記念式典の開催に当たって、
当時の記録を調べていたオリンピック委員会が

「競技中に失踪し行方不明」

となっていることを見つけ、

金栗四三（かなくり しそう）さんに式典への招待状を送ったのです。
 
 
76歳の金栗四三さんはストックホルムに赴きました。
 
 
競技場をゆっくりと走って、場内に用意されたゴールテープを切った！
 
 

 
 
「日本の金栗、ただいまゴールイン！
タイム、54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3、

これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の
全日程を終了します！」
 
 
とアナウンスが流れた。
 
 

金栗四三（かなくり しそう）さんは、ゴール後のスピーチで

「長い道のりでした。この間に孫が5人できました」
 
 

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金栗四三｢いだてん｣の海外の反応は？

このエピソードを知った海外の反応
 
 
❝この記録には勝てそう…❞

 
 
❝まあ俺よりかは速いけどね。❞
 
 
❝「長い道のりでした。この間に孫が5人できました」
これは最高の言葉だね。❞
 
 
”平均速度：1.472mm/h❞
 
 
❝彼は勝ったの？❞
❝Re 彼の勝ちだよ。ಠ_ಠ❞
 
 
❝なんでこんなストーリーが映画にならないの？❞
 
 
❝この人は2つの世界大戦をも走りきったんだな、凄い人だ！❞

金栗四三｢いだてん｣のメダルは？

金栗四三（かなくり しそう）さんは、
日本のマラソンランナーとして、
3度のオリンピックに出場しました。

1912年 ストックホルムオリンピック

レース途中で日射病により棄権

マラソンランナーで日射病で棄権？？？
実力ないんじゃないの！？
 
 
と思うと思いますが、今とは事情が違っています。

1911年、金栗四三（かなくり しそう）は翌年に開催される
ストックホルムオリンピックに向けた
マラソンの予選会に出場し、

当時の世界記録（当時は25マイル=40.225キロ）を
27分も縮める大記録（2時間32分45秒）を出し、

日本人初のオリンピック選手となりました。
 

ではそんな人がなぜ日射病で棄権？

 
 
要因として考えられるのは、6つ
 
 
● 日本はオリンピックに初参加。
スケジュール調整や選手の体調管理など、ノウハウを持っていなかった
 
 
● 日本からスウェーデンへは、船とシベリア鉄道で20日もかかり、負担が大きかった
 
 
● スウェーデンはその頃、ほぼ白夜。
慣れない日本人に睡眠管理は難しかった。
 
 

 
● マラソンの当日。
来るはずだった迎えの車が来ず、
金栗四三（かなくり しそう）は競技場まで自分で走って行った
 
 
● 当時スウェーデンには米はなかったです。
予算の都合で充分な食料を用意できず、食事に困っていたそうです
 
 
● 北欧なのに、最高気温40℃という記録的な暑さで、
金栗四三（かなくり しそう）以外にも、途中棄権の選手が続出したそうです

1916年 ベルリンオリンピック

メダルが期待されたが、第一次世界大戦の勃発で開催中止。
出場することができなかった。

1920年 アントワープオリンピック

この時29歳
成績は16位

1924年 パリオリンピック

途中棄権に終わっている
 
 
つまり、オリンピックのメダルはとうとう
取れずに終わってしまいました。

金栗四三｢いだてん｣の功績は？

メダルは取れなかったものの、
初めて日本人をオリンピックの舞台へ導いた人です。

また、東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）
の開催に尽力し、
 
 
日本に高地トレーニングを導入したり

日本マラソン界の発展に大きく寄与しました。
 
 

金栗四三｢いだてん｣の海外の反応は？世界記録やメダルと功績は？ まとめ

いやぁ、ほんとにドラマティックな人生ですね！
でも、お子さんやお孫さんたちに囲まれ、

メダルは取れなかったけれども、
素晴らしい人生だったと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
 
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