探偵・由利麟太郎のドラマがいよいよ最終章
(4話・最終回)に入ります!
原作名・蝶々殺人事件、ドラマ名称・マーダー・バタフライ
そのキャストや、原作小説からのあらすじネタバレを!
※ここでは原作をもとに、
ドラマ予告やTwitterで分かっている範囲を、
ドラマ寄りにし、
また、キャストの発表などから、
原作には出てくる登場人物でも、
ドラマには出てこなそうな部分は、
削ってあります。
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探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】蝶々殺人事件(マーダー・バタフライ)キャスト紹介
原さくら – 高岡早紀
オペラ界のスター
ソプラノ歌手
相良千恵子(さがらちえこ) – 吉谷彩子
さくらの弟子で、若手歌手
小野竜彦(おのたつひこ) – 佐野岳
テノール歌手
土屋恭蔵(つちやきょうぞう) – 鈴木一真
マネージャー
雨宮順平(あまみやじゅんぺい) – 水沢林太郎
マネージャーの助手
アシスタント・マネージャー
原 総一郎(はらそういちろう) – 大鶴義丹
さくらの夫
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探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】原作小説であらすじネタバレ!蝶々殺人事件(マーダー・バタフライ)
東京での公演を終えた、歌劇団。
演目はオペラ「蝶々夫人」
オーケストラの楽団員らとともに、
次の舞台の大阪へと向かった。
ところが、翌日、スター歌手のさくらがいない。
由利(吉川晃司)と三津木(志尊淳)は、
さくらの夫・総一郎(大鶴義丹)に誘われて、
会場を訪れていた。
見知らぬ女の子が、テノール歌手の小野(佐野岳)に手紙を渡した。
小野は中を見た瞬間、顔色を変えて出て行ってしまう。
そんな中、東京から歌劇団の荷物が届く。
が、コントラバス奏者の川田(佐渡山順久)が、
自分の楽器が見当たらないと言う。
コントラバスは無事見つかるが、
中に入っていたのは・・・!
バラの花びらに覆(おお)われた、さくらの遺体だった!
さくらは、首を絞められていた。
そのとき由利は、サクラの遺体から、砂が落ちたことに気づく。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】原作小説であらすじネタバレ!東京公演の後
10月18日 東京公演終了
10月18日夜
マネージャーの土屋(鈴木一真)と
バリトン歌手・志賀笛人(水橋研二)が大阪に移動
10月19日
原さくら(高岡早紀)と相良千恵子(吉谷彩子)
が大阪に移動
が、さくらは「用事がある」と言って品川駅で電車を降りた。
千恵子はさくらに頼まれて、
代わりに大阪のホテルにチェックイン、
その後、大阪の親類の家に泊っている。
10月20日
劇団メンバーが全員が大阪に到着
そして、この後、コントラバスの騒ぎとなった。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー さくら
亡くなったのは、19日の夜9時から11時と推定される
鈍器で頭を殴られたあと、首を絞められている。
さくらの高級ネックレスがなくなっている
さくらの持ち物の中に、暗号化された読めない楽譜があった。
しばらく前に、
楽団のバリトン歌手・志賀笛人(水橋研二)の弟子で、
新人歌手だった藤本章二(池岡亮介)が
何者かに命を奪われた事件があった。
その時に、藤本が、読めない楽譜を手にしていた
という事件が起こっていた。
そして、その事件は未解決のままだった。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー コントラバスケース
コントラバス奏者の川田は、
東京で、コントラバスを⼿荷物輸送に預けた。
そして、 交換札を
アシスタント・マネージャーの雨宮(水沢林太郎)に
預けた。
雨宮は、それを上着のポケットに入れた。
が、交換札は無くなっていた。
20日の2時ごろ、
劇場に、コントラバスのケースを降ろしている車を
見かけた団員がいた。
タクシー運転手2人が、コントラバスのケースを運んだことを認めた。
2人は大阪市内の「曙(あけぼの)アパート」で、
黒ずくめの男とコントラバスを乗せたと言う。
途中で男は急用ができ、コントラバスを公会堂に届けて欲しい、
と言って車を降りた。
「曙アパート」の一室で、コントラバスと
破れた砂嚢(さのう)が転がっており、
砂がいっぱい散らばっていた。
さくらは砂嚢(さのう)で頭を殴られたのだろう。
遺体から砂が落ちたのは、このせいだった。
しかし矛盾する事実が・・・
砂嚢(さのう)はアパートに備え付けのもので、
20日の朝には部屋のドアの前にあったという。
さくらは19日の夜に亡くなっている。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー トランク
別のタクシーの運転手が、
客とトランクを乗せて、この部屋に運んだことが分かった。
そのトランクも非常に重かったという。
つまり、さくらは19日の夜に、別の場所で命を奪われ、
遺体はトランクでこの部屋に運び込まれ、
コントラバス・ケースに詰め替えられた。
ころがっている砂嚢(さのう)や散らばっている砂は、
ここが事件現場のように偽装するためのものだったのだ。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 暗号ともう一つのアパート
由利は、楽譜の暗号を
「危険、途中より引き返し、愛宕下のアパートまで来たれ」と解読した。
愛宕(あたご)とは、東京の港区だ。
品川駅で列車を降りたさくらは、
愛宕下のアパートに向かったと思われる。
愛宕下のアパートを調べるために、
由利と三津木は東京に戻った。
愛宕下のアパートは、さくらが借りていたものだった。
そこに藤本章二の写真があった。
(あの、楽譜を持って亡くなった未解決事件の歌手だ)
同じ額縁の中に、赤ん坊の写真も挟んであった。
さくらは藤本の生みの母か?
イスの下に、はき寄せられたひとかたまりの砂の山があった。
ここが事件現場に違いない。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 若い男
管理人や近隣の住人の証言から以下のことが分かった。
さくらがその部屋を借りたのは藤本が亡くなったあと。
その部屋に、ときどき若い男が出入りしている。
その男が出て行った後から
小野がさくらを支えて出て行ったことがある。
さらに、その男を、今から1時間以上前に、アパートの前で見たという
証言が・・・!
急いで、歌劇団の中で、
ホテルからいなくなった者がいないかを調べる。
相良千恵子が見当たらないという。
また、アシスタント・マネージャーの雨宮が、
何者かに命を奪われたという。
由利と三津木は、急いで大阪に戻る
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 雨宮の事件
千恵子がいなくなり、
マネージャーの土屋は、階下で警部と話をしていた。
物音がしていくと、雨宮が地面に倒れ、亡くなっていた。
飛び降りた?
4階の窓が開いていた。
コントラバスの川田と トロンボーンの蓮⾒の部屋だ。
そこから指揮者の牧野が顔を出していた。
牧野は「ガラスが割れる音がして、部屋の電気をつけて、窓から下をのぞいた」
とのこと。
部屋に人がいる気配はなかったという。
部屋の中にはトロンボーンがあった。
しかし、そのパイプが曲げられていた。
部屋にはもみ合った形跡があり、
雨宮の血の付いた髪の毛もあった。
犯人が手袋をして、雨宮をトロンボーンで殴ったようだ。
そのころ、川⽥と蓮見はバーで飲んでいた。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 小野の告白
テノール歌手の小野とさくらは、
藤本の事件の後、話題となった
暗号楽譜のやり取りをしていた。
秘密のやり取りは、二人の気持ちを高ぶらせていた。
小野は愛宕⼭の下に住んでいた。
日課の散歩をしている時に、さくらを見かけた。
さくらを追いかけ、愛宕下のアパートを見つけた。
さくらは藤本の写真を抱え
「藤本章⼆は自分の子供で、
藤本を手にかけた犯人から脅(おど)されている」
と言った。
20日の朝の、女の子から渡された手紙の中には、
暗号楽譜が入っていた。
「困った事が起きたから、 宝塚の待合室に来てくれ」
さくらだと思った小野は、そこに向かった。
が、いくら待っても、さくらは来ず、諦めて会場に戻ったら
さくらの遺体が発見されていたのだ。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 若い男の正体
由利は小野に、
ある週刊誌の切り抜きを見せる。
昨年「椿姫」でアルフレッド役をやった千恵子の男装の姿だ。
それは、さくらを脅迫していた、若い男だった!
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー さくらの秘密
夫の聡一郎が、さくらの秘密を告白。
さくらは、もともと子供が産めない身体だった。
アシスタント・マネージャーの雨宮は聡一郎の隠し子。
そのことを知った、さくらはショックを受ける。
そんな中、 生母を知らない藤本の事件が起き、
自分が母を演じていたのだ。
また、さくらは「脅迫されている」といって、
純粋無垢な小野をもてあそんでいたのでした。
普段は、さくら自身が男装して、アパートを出入りし、
一人二役を演じる。
また、小野が二人を見かけた時は、
若い男役を千恵子にやってもらっていたのだ。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 千恵子の告白
由利たちが、愛宕下のアパートに行く1時間以上前に、
アパートの付近で見かけられた若い男。
男装した千恵子だった。
千恵子がアパートに行ったのは、
以前、持ち出した藤本の写真を戻すため。
警察に、藤本はさくらの子供ではないことに
気づいてほしかったのだ。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー さくらのネックレス
指揮者の牧野のスーツケースが、何者かによって荒らされた。
由利が、指揮棒の中から、さくらのネックレスを発見する。
だが、犯人は牧野ではない。
ネックレスは、もともと蓮見のトロンボーンの中にあり、
昨夜、指揮棒に移されたのだ。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 犯人は土屋
動機は、さくらの傲慢さや、わがままに嫌気がさしていた。
もともと土屋はさくらの先輩だった。
土屋は落ち目になり、逆にさくらは人気歌手になっていった。
そして、土屋はマネージャー業へ転身した。
愛宕下アパートでのさくらの一人芝居や、
小野との暗号楽譜のやり取りに気づいた土屋は、
さくらにそのことを仄(ほの)めかし 、
さらに、姿を隠して、大阪でみんなを驚かせよう、と持ちかけた。
いたずら好きのさくらは、それに便乗した。
10月18日
土屋はさくらに暗号楽譜を渡し、
砂嚢(さのう)入りのトランクを
⼿荷物輸送に預ける
愛宕下アパートに砂をまいておく。
夜、汽車に乗り大阪へ
10月19日
さくらは品川で電車を降り、愛宕下パートで男装に着替える。
再び 品川から電車に乗り、夜9時過ぎに大阪に着く。
土屋がさくらを迎えに行き、曙アパートに連れて行く。
(曙アパートは1か月前に土屋が借りていた。)
土屋はさくらを着替えさせ、
殴り倒し、首を絞めた。
この時、つい金に目がくらみ、ネックレスを盗む。
10月20日
土屋は、トランクを受け取り、曙アパートへ。
この時の中身は砂嚢(さのう)だった。
トランクに入っていた砂嚢(さのう)をまき散らす。
次に雨宮のポケットから盗み出した交換札で、
コントラバスケースを受け取る。
コントラバスケースにさくらを入れる。
トランクは、大阪駅の一時預かりに預ける。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 土屋のもくろみ
こうすることで、
さくらは19日に、
東京の愛宕下アパートで亡くなった。
トランクで大阪まで運んでこられ、
曙アパートでコントラバスケースに入れ替えられた。
その前に、土屋はすでに大阪に着いていた。
犯行は不可能。
ということにしたかったのだ。
また、20日の朝、小野に偽の暗号楽譜を渡し
会場から姿を消させ、
小野に捜査の目が行くように仕向けた。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】あらすじネタバレ ー 雨宮の事件
土屋は、さくらのネックレスを蓮見のトロンボーンの中に隠した。
川⽥と蓮⾒がバーで飲んでいるのを見て、
部屋に忍び込み、ネックレスを取り出そうとしていた。
手には手袋。
しかし、雨宮に偶然見つかってしまい、 雨宮も手にかける。
雨宮の遺体を、5階の衣装道具の置いてある部屋へ運ぶ。
綱(つな)で輪を作り、そこに遺体を引っかける。
ぐるぐると回して、綱(つな)にねじれをつくる。
手を離すと同時に
自分は避難樋(ひなんどい)を使って、階下に滑り降りる。
綱は、逆回転にほどけ始め、遺体が緩んで落ちる。
4階の窓に当たり、落下。
土屋はすでに階下に降りているので、
アリバイが成立。
探偵・由利麟太郎ドラマ【4話・最終回】原作小説であらすじネタバレ!キャスト紹介!蝶々殺人事件(マーダー・バタフライ) まとめ
難解な事件でしたね。
そして、バラに覆われたコントラバスケースの中の遺体
というのが、とても「由利麟太郎」らしいですね。
そして、原作では、この後、由利麟太郎と千恵⼦が結婚します!
ドラマでは触れられるんでしょうか?
では、最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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