遺留捜査スペシャル2019年秋(10月)のあらすじネタバレ！結末と犯人は

「遺留捜査」のスペシャルが、また放送されます。

上川隆也が演じる、
超マイペースで空気を読まない不思議キャラの刑事、糸村聡が、

現場に残された遺留品から“想い”をたどり、
真実を導き出す人気シリーズです。

毎回いろんなものに挑戦していますが、今回はフェンシング。

メインゲストは美村里江さんです。

では、そのあらすじネタバレと結末と犯人考察を！
 
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遺留捜査スペシャル2019年秋(10月)のあらすじネタバレ！結末と犯人は

遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/大手メーカー社長が何者かに

京都ので邸宅で、大手メーカー「梶田重工」の社長、梶田正彦（団時朗）が
何者かに命を奪われた。

知らせを受けた糸村聡（上川隆也）たち
京都府警「特別捜査対策室」のメンバーは、すぐに臨場する。
 
 
梶田正彦は病気療養のため半年前から会社を離れ、
山科にある生家にこもっていた。

だが、病気というのは口実で

正彦は、次期社長を決めるために自分が会社を離れ、

長男で副社長の一（蟹江一平）と
次男で専務の修（前川泰之）に半年間経営手腕を競わせていたのだ。
 
 
正彦の遺体が見つかったのは、次期社長を決める日だった。
社員2人が決算書を持ってきたところ、遺体を発見。

事件発生後、一も修も連絡がつかなくなっていた。
 
 
300億円にも上る、正彦の財産目当ての犯行か？

遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/昭和ノスタルジーの離れ

臨場した糸村（上川隆也）は、現場の敷地内に” 離れ” を発見。
そこには、昭和48年（1973年）の調度品ばかりが詰まっていた。

糸村はその中に、平成時代のヒット商品である1体の人形を見つける。
「ブロンディアファミリー」の人形だ。

「昭和」の中に、たったひとつだけ「平成」が混じっていることに違和感を覚える。

遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/愛人 ｰ 牧村桃子

ようやく、一と修に連絡がついた。

二人は、正彦には愛人がいたという。
敏腕経営コンサルタント、牧村桃子（美村里江）だ。
 
 
一と修は、今回の次期社長指名争いは、

正彦が、牧村を経営陣に入れるための
「出来レース」だったのではないかと疑っていた。
 
 
牧村を訪ねた糸村。

牧村は愛人であることを否定する。
だが、ブロンディアファミリーの人形を見せると、
一瞬、動揺した。
 
 
さらに「後妻業」らしき謎の女、杉本宮路（原日出子）の影も浮上する。
その女性は、2ヶ月ほど前から、正彦の邸宅に暮らしていた。
 
 
そして、杉本宮路は牧村桃子が縁を切った、
牧村の実の母であることがわかった。
 
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遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/不正検査

そんな中、梶田重工が不正検査を行っていたことが発覚する。

不正検査を行っていたのは次男の修。
長男の一は、知ってて知らないフリをしていた。
 
 
社長の正彦も気づいていた。
山科の邸宅の正彦の机の上にも、不正検査の資料があったのだ。

不正検査がマスコミに取り上げられてから、一は姿を消していた。

遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/M&A

牧村桃子が何者かに襲われる。

牧村を尾行していた、刑事の神崎が、犯人を取り押さえる。

なんと犯人は、一だった。
 
 
一は、牧村桃子が単なる経営コンサルタントではなく、
企業買収のM&Aのエージェントであることをつかんでいた。
 
 
不正検査で株価が暴落したところを、買収しようとしているのだ。

一は牧村に暴行を加えるつもりはなく、ただ話をしたいだけだったという。

遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/次期社長レース

社長の雅彦は、不正検査のことを知っていた。

そして長男と次男の次期社長レースは、

不正検査を公表し、きちんと謝罪した方に
会社を任せようという考えのもとだった。

そして責任をとって、社長が辞任する、という形に持っていこうとしていたのだ。
 
 
「だから、M&Aは、もう少し待ってくれるかい？」と牧村に言う社長。

社長は、牧村桃子の正体も知っていたのだ。
 
 
そして社長の事件の、第一発見者となった幹部社員二人のうちの一人。
彼は、牧村桃子と組んでいた。

M&Aの成功後、それなりのポジションを与えられる約束になっていた。
 
 
不正検査のデータは彼が牧村に流した。

が、社長が亡くなった今、牧村は待つ必要がなくなった。
社長の息子二人では、会社の経営がうまくいくと思えなかった。

だから、不正検査をマスコミにリークし、M&Aに乗り出したのだ。

遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/もう一人の幹部社員

糸村が、「離れ」の玄関先に何か光るものを見つけた。
調査の結果、人体感知器であることがわかった。

つまり、その離れの玄関を、誰かが出入りすると、
母屋でアラームが鳴るのだ。
 
 
だが、事件が発見された日、刑事たちが到着した時にはアラームは鳴っていない。
スイッチがオフになっていたのだ。

そのスイッチに、指紋が残っていた。
 
 
社長の事件の、第一発見者となったもう一人の幹部社員。

彼も社長の二人の息子には、不安を感じていた。
そして会社が買収されることにも、不安を感じていた。

社長が亡くなった事件の日、彼は一人だけ先に山科の邸宅に来ていた。

社長を説得し、経営に戻ってもらうためだ。
 
 
社長と話しているその時に、何かのアラームが鳴る。

社長は話の途中で、急いで出て行こうとする。

止めようとする社員に、「それどころじゃないんだ！」と
振り払って行こうとする社長。

思わず、そこにあった置物で、社長を殴ってしまったのだ。
 
 
そして、鳴り響くアラームを止めようとし、スイッチを触ったのだ。

犯人は彼だった。

遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/人体感知器

牧村桃子の母、杉本宮路の故郷も山科だった 。

社長の正彦と杉本宮路は、中学の同じ部活の先輩後輩だった。
その頃、よく正彦の家に、レコードを聞きに来ていた。
 
 
2ヶ月前、そこに、「レコードを聞かせて」と杉本宮路が現れたのだ。
 
 
「何十年ぶりだ！？」という正彦に「昨日も会ったじゃない」という宮路。
 
 
彼女は1年ほど前から、若年性アルツハイマーにかかっていたのだ。
 
 
最近のことを忘れていき、過去のことを覚えている。
そして、心は14歳の頃に戻っている宮路。
 
 
それに気がついた正彦は、彼女を保護することにした。

離れを宮路が14歳だった頃の昭和48年のものに改装し、
徘徊しないように、センサーを取り付けたのだ。
 
 
事件の日、離れでレコードを聞いていた宮路。
急に立ち上がり、フラフラと外に出て行く。

そして、アラームが鳴ったのだ。

遺留捜査スペシャルあらすじネタバレ/ブロンディアファミリーの人形

ブロンディアファミリーの人形は、
アルツハイマーを発症したばかりの頃、宮路が自分で買ったものだ。

と言っても、その時も「お金は払ったじゃない」と言う宮路と
店員が口論になっていた。

すでにアルツハイマーの症状が出ていたのだ。
 
 
逆に、それを店員が覚えていたため、
正彦の邸宅にいた女性と、杉本宮路が合致したのだ。
 
 
牧村桃子が小さい時、ブロンディアファミリーの人形を欲しがった。
だが、お金に余裕がなかった杉本宮路は、なかなかそれを買ってあげられなかった。

が、 とうとう桃子にブロンディアファミリーの人形を買い与えた。

大喜びする桃子。
そして、その人形に自分と同じ名前「桃子」と名付けた。
 
 
11年前、妊娠した牧村桃子に子供をおろすように言って、口論となった母子。

桃子は母との縁を切り、子供を産み、育ててきた。
 
 
店で、ブロンディアファミリーの人形を見つけた宮路。
音信不通となった娘「桃子」とその人形を混同視した。
 
 
片時も離さなかったその人形が、正彦の邸宅に落ちていたのだ。

事件の後、足取りがつかめなくなっている杉本宮路 。

糸村は、その話を牧村桃子にする。
 
 
人形の「桃子」がいなくなった宮路。
「桃子」を探しに行っているのではないかと考えた糸村。

「お母さんが、あなたを探しに行ったことはありませんか？」と聞く。
 
 
子供の頃に迷子になって、母に見つけられた神社。

そこに杉本宮路はいた。
牧村桃子を見ても誰だか分からない。

糸村が人形を渡すと「良かった。娘にあげようと思っていたの」と言う。
今は、桃子が小さい頃の記憶になっているのだ…

母を抱きしめる牧村桃子。

 
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遺留捜査スペシャル2019年秋(10月)のあらすじネタバレ！結末と犯人は まとめ

かなり、いろんなものが複雑に絡んだストーリーでしたね。

でも最後に娘、牧村桃子が母を抱きしめるのが、ほっとしました。

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
 
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